ワタクシはスケートボードを手に取る。
手に取れるうちはきっと。
世界が危うくても、地球が危うくてもワタクシはいつもの
生活を続けていける限り手に取るだろう。
同じ日本で生死の境にいる人がいる。
だけどワタクシは朝起きて、飯をくって仕事にいく。
ニュースで生きる死ぬという言葉を横目に上司に迷惑をかけ
いつもの業務をこなす。
そんなギャップに違和感を少し感じつつ。
それでも、ワタクシはスケートボードを手に取る。
休みの日は家族に迷惑をかけつつ
やっぱりスケートボードを手に取る。
それがワタクシにできることだから。
たいしたことはできない。
だいそれたことも、もちろんできない。
いつもの生活をワタクシはおくる。
きっとそれぐらいしか、ワタクシにはできないから。
日々の日常を過ごすだけ。
いつもより少しだけ、ほんの少しだけ、願いや祈りをこめて。
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