2012年8月5日日曜日

死神の鎌

どーも、ワタクシでございます。
真夏の夜をみなさんどうお過ごしですか?

皆さんににはジンクスってありますか?
たとえば靴下は右から履くとか、体は右手から洗うとか。
それが成されないと、悪いことがある気がしたり、リズムが崩れて
一日ペースを乱されるとか。
そんな感じってありませんか?

ワタクシは特にこれといって無いんですが、一つだけ必ず避けることが
あります。
まぁ、ある意味よく眠るためのジンクスなのかもしれませんが
ワタクシはある時を境に、仰向けになって寝るときは絶対体の上で
手を組みません。
あまり思い出したくないのですが、昔こんな事がありませんでした。

やはり真夏の夜の出来事でした。
いつもの暑さにようやく眠りにつけた頃だったと思います。
うとうとしかけていた、ワタクシの首を何かが締め付けるのです。
あれ?なんか苦しいな。
そう意識できたときにはすでに体は動きませんでした。
金縛りだ!
そう思うとワタクシはまず、まったく体が動かないのか、手足の先は動くのかを
確認します。
まったく体が動かない時はだいたい疲れからくるようです。
やっかいなのが、若干体が動くという時です。
体が多少動くときは霊的現象が強いとされています。
この時は残念ながら後者でした。

ワタクシの意識はまず暗闇と沈黙の中を張りめぐらせます。
まっすぐ天井だけを見つめて。
息苦しさは納まることはありませんでした。
よくよく考えるとワタクシの首周りにはなにも無いことに
気がつきました。
では、なぜ首を絞められているのかと感じたのでしょうか?
その答えはすぐに出ました。
人間の眼というのは皆さんご存じのように、どんなに一点だけを
見つめていてもある程度の角度までは見えますよね。
見るというよりかは、その時は映している感じで捉えてしまったのですが、
ワタクシの右隣りで、真っ黒い影のようなものが何か引っ張っていたんです。
その引っ張っていたものこそが、ワタクシでした。
そう、その黒い影は手から長い鎌のような影を伸ばしてワタクシの首に
それをひっかけて引きずろうとしているのです。
正直、その黒い影が引っ張っていたものも黒い影でしたが、ワタクシは
直感でワタクシだ!と感じていました。
おそらくワタクシの魂か何かだったのではないかと思います。
それを見た瞬間、目の端で捉えていたワタクシの意識はまっすぐ
そちらに向きました。
そして、叫ぶように喉から絞りだされた言葉が
「つれてくな!」
でした。
それが聞こえたのか、どうかはわかりません。
ほとんど声になっていたのかもわかりませんが、
次の瞬間、
「なんだ、生きてるじゃねか」
そう、寒気がするような声と共にワタクシは金縛りから解放されました。
部屋の明かりをつけて、時計を確認すると4:23。
急いで鏡で首回りを確認すると、薄い紫色のラインがついていました。
とりあえず、命があることを確認して外が明るくなるのを待ってから
ワタクシは眠りにつきました。
今度は横を向いて。

それからしばらくしてから、こんな話を耳にしました。
仰向けで手を組んで寝ると、死神が死者と間違えて魂の精査をしに来るので
悪い夢を見る。
だから、仰向けで寝るときは手を組んではいけないそうです。

この話を聞いたときワタクシは確信しました。
あれは間違いなく死神だったのだと。
そして、悪い夢ならばよかったのですが、ワタクシの首には
間違いなく死神に魂を刈られそうになった後が残っていました。
あれから、もう何十年とたちますが、ワタクシは今でも
仰向けで手を組んで寝ることはございません。


そんなわけで、先日のスケート写真をちょろっと張り付けておきます。
スケートは楽しいんだけど、最近はどうも乗りきれない自分がいますね。
なんだか、イラっとすることが多いです。
信頼してこそ尽くしてくれる。
一番だましやすい人間は自分だ。
そういうことですかね。
さてはて、オーリーから再構築ですかね。
がんばります!






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