我が心の解放

何かを得ようとしたり、何かを切り捨てなければいけないとき
痛みが伴う。
リスクを背負わずして得るものはない。
人は少なからずとも痛みととなり合わせで生きている。
何かを得たいのであれば、リスク覚悟で前にでればいい。
ただ、前に出たからといって得られるものがあるかどうかは
定かではない。
前に出たことによって、後戻りができなくなることもあるだろう。
なんにも身にならない、なにも残らない。
それでも、自分が思い、行動したことに意味を持たせることができる。
願っても願っても叶わないことがある。
それを、追い求めてなんになるだろう。
人に少なからず迷惑をかけ、だけど、なりふりかまわず駆け出すことが
できない自分はいったい。
何をどうしていいのか、わからなくなるときがあります。
あの日、闇に飲まれてから。
自分の中の狂気に気づいてしまいました。
それは、いつでも自分と隣合わせにあったのです。
目をあわせず、見てみぬふりをして過ごしてきたのです。
距離をきちんとおいて。
そこを刺激されないように、人にはうまく隠して。
仮面をつけて、誤魔化してきたのです。

ただ一度気づいてしまったら二度と目をそむけることができないもう一人の自分。
言わば仮面をとってしまったのも自分。
仮面をつけて生きるのは息苦しくてしょうがない。
どこでも、いつも誰とでも笑顔でなんかいられない。
心の奥に追いやった“それ”は隠しても隠しても隠し通せる
物ではなかったんだ。
自分が一番わかっている。
だから、遠ざけた。
見えないところへ。誰も触れられないところへ。
それでも、次から次へと姿を現そうとする。

全てを壊してしまって統一をはかろうか？
たまに愚かな考えにいきつく。
そんなことなどできるはずがないのに。
所詮この私という生き物は、臆病なうえに欲張りで、ずる賢い
いやな生き物に過ぎないのだ。
なにをどうしろというのだろうか？
自分を悪くいって、
「そんなことはない」
そう周りに言ってもらいたいのか？
そういう、自分の弱さに吐き気がする。
大切なものほど、どう扱っていいのかわからなくなる。
壊してしまわないか？傷をつけてしまわないか？
そんなことを繰り返していくうちに、何が大切なのかわからなくなる。
そうすると、壊してしまいたくなるんだ。
勝手に自分に言い聞かせて。
きっと私は必要ない。私が持つものではない。
大切にできないなら、目の届かないところへ。
それは自分からの逃げであって、どうしようもなく自分勝手なエゴである。
私ほどの腐った人間に何ができるのだろうか？
周りに迷惑をかけることしかできないんじゃないか。
いつも困らせているだけじゃないんだろうか？
そういう葛藤が心にある。
それでも大切にしたいものを側に置きたくなる。
それが、願っても願っても手にはいらぬものであったとしても。

だから、今日も私は仮面をつける。本当はもう気づいてしまっていても 。
なにくわぬ顔をして生きていく。
いつか地獄におちろ私よ。
　
実はワタクシこんな葛藤と毎日夜中に戦っているんです。
もう数年たちます。
毎日です。
一日も欠かさずです。
みなさんドン引きしてください。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
なんてね。
エイプリルフールってことで。
いや～物欲って怖いね。笑