幻想

すごい長いハシゴを作ればいずれ宇宙にたどり着ける。
そう信じて疑わなかったあの頃。
君は自転車のヘルメットをかぶって、僕は戦隊もののヘルメットをかぶって
「これで、宇宙でも息ができる！」
なんてね。
へんな知識だけはあるのに、じっさいハシゴはどこに立てかけるつもり
だったんだろう。
もちろん、ハシゴは身の丈三寸で宇宙になんかは到底たどりつけない
午後の昼下がり。
それでも僕らは本気だった。
　
君が僕の前から突如としていなくなってから、もうずいぶん経つ。
本当に急で、なにもない君の家をたたずんで長い時間眺めていた。
幼心にも寂しさと静寂が響きわたりなんとも言えない気持ちで
しばらく過ごしていたのを覚えている。

いつの間にか僕も歳をとり
子供に本を読み聞かせようと手にとった本の題名が
「パパお月さまとって」
内容は父親が子供にせがまれ、お月さまを長いハシゴを上って取りにいく
という話。
そんな本を読んだせいで、ふと君を思い出してしまった。
いつも僕の後ろくっついてまわっていた、あの無邪気な笑顔を・・・
いつかもう一度あえるのだろうか？
そして、いなくなった理由を聞かせてほしいんだ。
　
　
　
おっといけね～久しぶりに妄想が暴走しておもわずBLOGにつづってしまった。
あぶない！帰ってこれなくなるところでしたね。
本日は雨！
ワタクシは雨男です。
午前中だけでも、スケートしようと家を出ましたが見事に家を出たとたん雨でした。
それでもと思いパークへ向かいました。
なんとか、神が与えてくれた時間で少しだけオーリーをやり
手ごたえをつかみ、本降り。
やむえずおもろい本でも探そうと本屋さんに赴く。
不思議なことになぜか本屋につくと腹が痛みを訴えてきた。
なぜだ？
そういえば、子供を本屋に連れていくと印刷物の匂いで便意を催すと聞いたことがある。
ワタクシはいい歳して、そんな所だけがガキンチョなのか？
とりあえず、小説を選ぶ余裕はなく漫画を一冊手に取り帰宅・・・
ちなみにその漫画、バスタードという。
これまたワタクシが小学生のころから連載されているまんがだ。
だけど、最新刊は２７巻とまったく進まない。
少しアダルトな描写に小学生のワタクシはドキドキしながら立ち読みをしていて
それが懐かしくて、大人買いをしたのも、もうずいぶん前のことである。
最新刊は紛れもなくたんなるエロ本と化していた・・・
本人もあまり書く気はないようだ。
　
そんな雨の日の休日。
ついにあるものが届いた。
隠しても、隠しても、姿を現す物欲という心の闇に呑まれ
ついにダークサイドに陥ってワタクシが手にしたもの！
それがこれだ！

『フォースと共にあらんことを』

あ～早く次の休みにな～れ！
そして晴れろ！